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鋼製排水溝 サビナガッター

鋼製排水溝 サビナガッター

鋼製排水溝 サビナガッター

特色

二相ステンレス(SUS821L1)を使用する事により、素材自体が錆に強く、これまでの様にメッキや塗装に頼る事のない耐食性を実現しました。

また軽量化を可能にして傷などの補修を必要としない事から、施工性及びメンテナンス性にも優れています。
特に下記の区間においては、そのメリットを発揮致します。

 ・塩害や凍結防止剤による腐食が懸念される区間
 ・片側1車線の道路でメンテナンスの際に通行止めが必要な区間

鋼製排水溝はフロリダタイプやブロックタイプ等の基本形状を基に、地覆又は縁石の形状に合わせ、オーダーメイドで製作致しますので、ほとんどの橋梁・高架橋等に対応可能です。

NETIS登録番号:KT-160053-A

タイプ一覧

ブロックタイプ

フロリダタイプ

フラットタイプ

※寸法は地覆や縁石形状及び流量計算による必要断面に応じて変化致します。

※オーダーメイドでいろんな形に対応出来ますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

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ステンレス鋼製排水溝のメリット

工期短縮

平成27年9月にJIS規格化された高強度のリーン二相系(SUS821L1)を使用する事により減肉化が可能であり、重量を軽減できる為、現地での施工性が向上するので工期短縮につながります。

メンテナンス性

普通環境下では腐食しないので、耐用年数は従来の表面処理されたものと比較して更に高寿命が見込まれます。
材料自体に耐食性がある為、設置時や設置後に傷が付いても補修が不要で、メンテナンス性も優れております。

ステンレス鋼とは

鉄にクロムを添加すると段々と錆びにくくなっていきます。10.5%以上のクロムを添加し非常に錆びにくくなったものをステンレス鋼といいます。

鉄にクロムを添加すると、クロムと酸素が結合して鋼の表面に薄い保護皮膜(不動態皮膜)を生成します。
この不動態皮膜が錆の進行を防ぎます。

多摩川スカイブリッジの採用実績

羽田空港とキングスカイフロントを結ぶ多摩川スカイブリッジに、
二相ステンレス製鋼製排水溝(SUS821L1)が採用されました。
景観性、維持管理性を非常に重視する橋梁のため、特殊仕様となるオープンタイプを採用しております。

 

JSSC会誌に記事が掲載されました

一般社団法人日本鋼構造協会様発行の、”JSSC会誌 No.53 2023年春季号”に
多摩川スカイブリッジのサビナガッターの記事を掲載して頂きました。

JSSC会誌 No.53 2023年春季号

鹿児島港中央橋梁の採用実績

水溶性成分が酸性(pH4.3~6.1)である桜島の火山灰が降り注ぐ環境であり、その酸性の雨水による腐食を防ぐ為にステンレス鋼製排水溝(SUS304)が適用され製作しました。

現地設置後数年が経過した現在でも発錆は無く、排水性能を保持しております。

二相ステンレスとは

SUS329J4Lに代表される鋼種となり、8%NiではCrを約22%以上に高めると、950~1100℃急冷の固溶化熱処理状態において二相組織を常温での安定組織とし、高耐食、高耐力を有します。

耐応力腐食割れ性を有し、且つ応力腐食割れの引き金となります孔食への耐性がある鋼種です。
高価なイメージがありますが、JIS規格品以外のリーン二相系ステンレス鋼も国内で開発されており、腐食環境によってはコストを抑えた設計も可能です。

(参考文献:JIS使い方シリーズ ステンレス鋼の選び方・使い方 改訂版:2010 日本規格協会)

ステンレス以外の製品について

ステンレス以外の従来型鋼製排水溝においても、鉄をベースに日鉄防蝕株式会社の開発したポリエチレンベースの新しい粉体塗料「NTAC-3G」を施す事により、オールラウンドの対応が可能である。
「NTAC-3G」とは素材との高い密着性と高耐久性を誇る新しい塗料。

鋼製排水溝 サビナガッターの安全性についての取り組み

載荷試験

弊社では必要に応じて、載荷試験をおこなっております。

橋梁ごとに定められる設計荷重を最も不利な箇所に載荷し、不具合が無いか確認しております。

右の写真は圧縮試験機による載荷試験の様子でございます。
当試験では無事に設計荷重を満足しました。

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