新たな発見がある場所に、自分の居場所がある嬉しさ。それも、信頼される会社で。
interview
- お名前
- O.S
- 入社年度
- 2004年度入社
- 所属部署
- 品質管理
Interview 01
入社から20年経過してもなお、
新たな発見がある、品質保証の業務
高校を卒業する時の就職活動では、もともとものづくり全般が好きだったこともあり、製造業ばかりを受けていました。
入社前は、当社のことは知らなかったのですが、会社のことを調べていくうちに、生活を支える「公共事業」に携わることができるという点に大きな魅力を感じました。
私は高校生のころに阪神淡路大震災を経験しており、普段当たり前と感じている生活が、どれだけ貴重であるかを痛感していました。
普段生活する上で欠かせないライフラインである水道・ガスに携わることができ、今後益々発展するであろう事業に自分自身もお役に立ちたいと思い入社を決めました。
今は100名近くの従業員がいるのですが、当時はまだ半分の50人ぐらいだったころですね。入社後は、製造部で長く勤めたのち、ここ3年ほどで品質保証部に異動となりました。
製品の抜き取り検査で、お客様の仕様書や社内で決められた規定に則り、ボルトのネジの精度や寸法を測定、「機械的性質」といって、その材料の硬さや引張強さ、破断伸びなどを検査室で試験をする業務をしています。
製造部のときは教えられた通り、指示通りのものを作るのが仕事。
今の業務では、その強度などにどういう意味があるのか、またお客様から求められているのを改めて認識することができ、製造ラインでは気づけなかったので、まだまだ新たな発見がある職場です。
Interview 02
目の前の危機を乗り越えて感じた、
信頼感とコミュニケーションの重要性。
印象に残っているのは、入社して数年が経った頃に、クレーム事案が発生したときのことです。
早期解決をするためには、当時の人員数では足らずに困っていたところ、多くの協力会社さんが参加してくださって、クレーム品の確認作業を引き受けてくれました。
疲れてクレーム品が更に出てこないか不安そうでしたが、私はそうした状況の中で「一致団結とはこういうことを言うんだな」と改めて感じました。
心を結び合わせて共同の目的を達成するために、目の前にある危機を乗り越えられたことに、大きな喜びややりがいを感じました。
このような苦しいタイミングにあって、手を貸してくださるというところに、当社が信頼されている会社なんだなと感じることができました。そういう会社に自分がいること自体に、鼻が高いというか、思い出に残っていますね。
こういうシーンでも現れますが、コミュニケーションの重要性が、当社の自慢でもあり、一方で大きな課題でもあります。
当社はいま、各工場にそれぞれ1名ずつで検査員が在籍しています。過去はそれほど情報共有を重要視していなかったのですが、いまは部内の人員が少なくメールか携帯電話で仔細なことまで伝え、どこかの拠点が忙しい時には、お互いに応援に行けるような体制を目指しています。それこそ(前述の)クレームのあったシーンを良い教訓としている感じがありますね。
Interview 03
「実力主義」の会社の中で、
新人や若手社員に頼られる存在になる。
今の自分の目標は、新人や若手社員に頼られる存在になることですね。
具体的に言えば、私たちの業務に欠かせない「JIS規格」のことをよく理解し、内容を熟知しているような存在。品質保証部では、JIS規格をもとに試験をします。今はJISのハンドブックを確認しながら業務をこなしている状態ですけれども、少なくとも必要となる情報はすべて頭に入れて、すぐに業務に反映できるのがベストです。質問があればすぐに答えられるようになれればいいなと思っています。私自身、品質保証の経験まだ2、3年ぐらいしかしていないのですが、それを近々の目標の一つに考えています。
自分が努力すれば昇級できるという会社の体制は、働いていく上では非常に大きなことだと思います。ここ数年くらいで強く感じるのですが、いわゆる年功序列の風潮が非常に薄くなり、実力主義的に業務を評価されるような会社になってきました。
自分は人に伝えるのが決して得意ではないですけど、そうした人はきっちりと数字で自己アピールして昇格を認められています。そうした意味では、自分が率先して態度や数字、上の立場に立っていくことで後に続く方々にも実感してもらいやすい環境に近づいていけたらと思います。
Schedule 1日の流れ
- 8時 00分
- ①受入検査 ②水協受験準備
- 11時 00分
- ②水協受験品案内、水協試験
- 12時 00分
- 昼食
- 13時 00分
- ①機械的性質試験 ②水協試験
- 16時 00分
- ①検査成績書作成 ②受入検査
- 17時 00分
- 退社