現場のプロフェッショナルというマインドを次の世代へ。
interview
- お名前
- T.R
- 入社年度
- 2020年度入社
- 所属部署
- 製造
Interview 01
施工が完了してしまえば隠れてしまうもの。
でも欠かせない、水道管の“塗装”
父親が工場で溶接業をしていて、昔からその工場を見に行ったりとかしていたくらい、ものづくりには興味を持っていました。高校時代にその方向へ進もうと考えたのも自然なことで、自分としては「来るべくして来た業界」みたいなイメージはありますね。
前職では機械加工をメインにやっていたんですけど、小さい頃は本当にずっと家で絵を描いてたりしてたのもあって、この会社での塗装という仕事に興味を持って転職しました。幼い頃からのことも含めて考えていくと、当然の流れですかね。
当社で扱っているのは、主に水道管。その「塗装」とは言っていますが、私が担当しているのは、正しくは「溶射」。基材に異種材料をコーティングして、苛酷な環境や条件にも耐えうるようにするための表面改質技術の一種です。手作業で塗料を塗ったりするのではなく、またメッキのように溶剤に漬けるわけでもありません。ロボットを使って、的確・適正にコーティングをしていく、いわばオペレーター的な作業が求められます。
水道管自体は、施工が完了してしまえば隠れてしまうもの。でも、この塗装=溶射が、劣化止めで重要な意味を持つものなんです。塗り方や角度が変わったら塗料の付き方とかも変わってくるという、繊細さも求められる作業。絵を描いたり、塗ったりすることの延長線で考えていた自分としては、作業自体が好きで楽しいですし、求められていることへの充実感もありますね。
Interview 02
管理職への道・プロフェッショナルな職人への道。
どちらにも進める道がある。
一年の中で閑散期と繁忙期があり、メリハリのつけた働き方ができる仕事です。自分の部署も会社全体も、年末や年度末は忙しくなりがちなので黙々と作業していますが、比較的ゆっくりできる時は和気あいあいとした雰囲気の部署です。
実は最近、そんな「現場のリーダーにならないか」という話をいただいているところで、そこに向けて今、前任者からの引き継ぎなどを頑張っている真っ最中です。
その延長線上で、「ゆくゆくは管理職も」という期待もいただいているようですが、自分としては今やっている仕事の中で少しずつキャリアを進めていきたい、現場で働き続けていたいという希望があります。自分で体を動かして仕事をするのが得意なので、逆に管理という仕事には向いていないかな、とも考えています。どちらかというと「職人」として長く活躍できることを、自分的には目指していきたいんです。
会社としては、経験を積んだ方に管理職などのポストを用意する一方で、そういう職人としてのプロフェッショナルを全うしていくっていう道も用意してくれています。実際に自分も、そういうプロフェッショナルの道を邁進する先輩方の姿も数多く見てきました。
自分の今の願望としては、技術もそうだし、仕事に対するマインドもそうですが、自分が諸先輩の方々から受け継いできた大事なものを、現場のプロフェッショナルとして次の世代にも受け継いでいくのが自分の道だと考えています。
Interview 03
コミュニケーションは
まずは「一緒に楽しむ」ことからはじめましょう。
好きな仕事を楽しむ一方で、僕は休日を楽しむことにも力を入れています。アウトドアで遊ぶのが好きで、冬はスノーボード、春からはBBQや釣りなんかを楽しんでいます。
実はもともとは圧倒的にインドア派だった自分ですが、はじめて入った会社の先輩にスノーボードへ誘われたのがきっかけになって、アウトドアの魅力に目覚めたんです。最初は全然滑れなかったけど、でも外で思いっきり遊ぶのがめちゃくちゃ楽しかったんです!
その先輩にあやかるわけじゃないですけど、自分もこれから出会う人の中で、アウトドアの遊びがちょっと楽しそうとか、興味あるけどやったことない人なんかを連れて行けるようになれると嬉しいですね。実際、今年入ってくれた後輩が「行きたい」って言ってくれてるんで、今から楽しみにしています。
遊びといえば入社前、この会社は飲み会が多いよ、と言われていました。自分はお酒を全然飲めないんですけど、それでも飲み会なんかの場で、みんなでワイワイ喋るのが好きなんです。入社直後はコロナ禍もあって、めっきり飲み会の回数も減っていましたが、去年ぐらいからは徐々に復活しています。
業務外でのコミュニケーションは、チーム体制で働く自分たちにとって、ある種の潤滑油のようなもの。いろいろな考え方はあると思いますし、強制するものでもありませんが、まずは「一緒に楽しむ」というところからでも始められたら最高ですね!
Schedule 1日の流れ
- 8時 00分
- 現場作業:各設備始業前点検後、ブラスト機稼働→ロボット溶射テスト→システム立ち上げ→溶射スタート
- 9時 00分
- 現場作業:刻印作業又は面取り作業→ブラスト機稼働→溶射(膜厚検査含む)をルーティン化
- 12時 00分
- 45分間休憩
- 13時 00分
- 現場作業:刻印作業又は面取り作業→ブラスト機稼働→溶射(膜厚検査含む)をルーティン化
- 15時 00分
- 15分休憩の後、現場作業:刻印作業又は面取り作業→ブラスト機稼働→溶射(膜厚検査含む)をルーティン化
- 16時 00分
- 現場作業:刻印作業又は面取り作業→ブラスト機稼働→溶射(膜厚検査含む)をルーティン化
現場業務:清掃
事務作業:品質記録作成
- 17時 00分
- 退社